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東のもの

歴史感漂う雰囲気となんとなく懐かしさを感じさせる島原の街並み。
歩いて散策してみると新しい発見があるかもしれません。

島原城

※カフェトレインのチケットで入場可能

島原文化の礎に想いを馳せて

松倉重政が1618年より7年もの歳月かけて完成させた島原城。白壁と隅を守る櫓(やぐら)が美しく、城内では四季折々の花が咲き乱れます。また、当時はまだ新しかった「層塔型」という五重塔のような形の城から、島原の町を一望することができます。明治維新に伴い城は解体されましたが、その後昭和39年に復元され、現在はメインとなる天守閣にキリシタン弾圧や島原の乱の遺物などが展示されています。当時の人々の想いや暮らしぶりに想いを馳せ、島原という地の趣を感じるスポットです。【島原城までの交通アクセス】島原駅から徒歩5分

湧水庭園”四明荘”をはじめとする「鯉の泳ぐまち」

”四明荘”をはじめとする「鯉の泳ぐまち」

湧き水が豊富で、水の都ともいわれる島原。市の中心地「鯉の泳ぐまち」では、地域住民によって美しく保たれた水路に約1500匹の色鮮やかな錦鯉が優雅に泳ぎます。 また、四方どこから見ても美しい眺めであることから「四明荘」と名付けられた湧水庭園は、国の登録有形文化財に指定されており、庭園内にはなんと1日に約3000トンもの清水が流れる池があります。 池に張り出す縁側から見下ろすと、座敷と四季折々の表情豊かな日本庭園が一体となり、ここでしか見られない独特の情景が広がります。水の都・島原ならではの風情あふれる佇まいは、ホッと一息つける癒しの空間です。【四明荘までの交通アクセス】島原駅から徒歩10分

島原武家屋敷

歴史の面影を感じる城下町

島原城の西に位置し、下級武士の住まいが残る屋敷町。一般公開されているのは山本邸・篠塚邸・鳥田邸の3軒。周辺の土塀や石垣が、当時の町並みを思い起こさせてくれます。屋敷町の中央に流れる水路は湧水を引いたもので、今も昔も生活用水としても利用されているそう。映画「まぼろしの邪馬台国」のロケ地でもあるこの町を歩いていると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に。散策後には、ぜひ武家屋敷休憩所でローカルスイーツ「かんざらし」を。白玉に独特の蜜をかけたスッキリ上品な甘さが、散策で疲れた身体に染みわたります。【武家屋敷までの交通アクセス】島原駅から徒歩15分

島原船津駅と車両基地

潮風を感じる港町の玄関口 島原船津駅

「湊新地」「島原湊」「南島原」そして現在の「島原船津」と、これまで4回の駅名変更があった島原船津駅。車両基地があり、さまざまな黄色い列車を見ることができる駅です。タイミングが合えば、列車の切り離し作業など珍しい光景もご覧いただけるかも。また、すぐ近くには港があり、船着き場にはたくさんの漁船や魚を目当てにやってきた鳥たちの姿が目を楽しませてくれます。